職員リレーエッセイ

  

18 自らのルーツ

皆さん、ご自分のご先祖さまがどんな人だったかご存知ですか?
よく知っているという方もいれば、あまり興味のない方もおられるでしょう。
私は、幼い頃から祖父によく歴史の話をしてもらっていました。
そのことで歴史が大好きになりました。

そこで今回は祖父の話の中で聞いた私のご先祖さまのことを少しご紹介させていただきます。


祖父の記憶にある所からの話では、ご先祖さまは仙台藩主伊達政宗公の家臣の一人で、大坂冬の陣後に伊達秀宗公が宇和島10万石に移る際、仙台から宇和島に移ってきたとのことでした。
子供ながらに実際に家系図をみた記憶があり、家紋は伊達政宗公から拝領したということで竹に亀を書いた紋様(伊達家は竹に雀が書かれた紋様)となっています。
そのような話を聞くと、血の繋がりや、歴史の過程の中で現在自分達が生きているのだと思うようになりました。

自らのルーツを辿ることで、今生かされていることが当たり前ではなく、長い年月の中で受け継がれてきたものがあり、今があることを感謝しなければならないと思うようになりました。
ただ実際は、そんな立派な生き方はできておりませんので、これから先において少しでも感謝の気持ちを忘れず、周囲に日々ありがとうと素直に伝えられるように、ここでの誓いとしたいと思います。
まずはこのエッセイを読んで頂き、ありがとうございました。

Written by 社会福祉士 Y