著者:永井康徳
先日、南山堂から『在宅医療の質を高めるキーフレーズ』を刊行いたしました。
出版を記念して、YouTube「たんぽぽ先生の在宅医療チャンネル」において、抽選で3名の方に書籍をプレゼントさせていただきました。多くの皆様に応募いただき、私のモチベーションを上げていただくすばらしい感想もお寄せいただきました。いつもYouTubeをご覧いただきありがとうございます。
また、先日長崎で行われた日本在宅医療連合学会大会の図書ブースで、販売させていただいたのですが、数ある書籍のなかで、『在宅医療の質を高めるキーフレーズ』がランキング1位を獲得いたしました。さらに同時に発売した『後悔しないお別れのために33の大切なこと/主婦の友社』も5位にランキングしました。たくさんの新刊から拙著を選んでいただき、感謝申し上げます。
本日は、YouTube「たんぽぽ先生の在宅医療チャンネル」へのご感想を紹介させていただきます。
O様
いつも視聴しています。在宅医療、看取りに関わりたくケアマネをやっています。昨年実父を在宅で看取り、家族の立場で改めて在宅医療の素晴らさ、多職種連携を感じました。先生のお話いつも共感することが多いです。色々な学びを仕事に生かしていきたいと思っています。
T様
私は居宅のケアマネをしています。いつもたんぽぽ先生のYouTubeチャンネルを拝見し在宅医療について勉強させてもらっています。先生のお話はとてもわかりやすく共感する内容ばかりです。たんぽぽ先生のような先生が増えてくれるといいのにと思います。
私は30年前に祖母が自宅で家族に看取られ、苦しむことなく静かに息を引きとった姿をみたことが在宅支援の原点になっています。これからもたんぽぽ先生のYouTubeチャンネルを楽しみしています。そして勉強させていただきます。
家族の看取りを経験すると、自分のことでも勉強になりますし、さらにその経験によってマネジメントの質が高まると思います。これからもがんばってください。
H様
現在訪問診療の同行、調整をしております。先生のお話はとてもわかりやすく、何を大切にするべきなのか、患者様、ご家族のご意向に沿った医療やケアを提供し続けるには何が必要なのか、実感しながら拝見しております。
著書は、ルールももちろんですが、関連職種が知識として何を求めているかを考慮してまとめられており数冊購入して日々の業務や意識の維持に有り難く使わせていただいております。
今後も先生のご活躍を楽しみにしております。
C様
たんぽぽ先生、素晴らしいYouTubeをいつもありがとうございます。いつも拝見させていただいています。
実は昨年夏より実家の父が終末期の在宅看護を受けています。父が倒れた時は私が不勉強で、点滴をさせてしまいました。一週間くらいのつもりが欲が出て長くなり、栄養の点滴まで腕からしました。
途中でたんぽぽ先生の動画を知り合いから教えてもらい、二週間目以降は点滴に反対したものの、母がかなり古い考え方で、トータルで1ヶ月半ほどやってしまいました。
その後は点滴をやめ、7ヶ月ほどが経ち、父はまた最近食べられなくなりました。
今度こそは点滴はさせてはいけないと、2度と点滴はしないでねと両親に伝えたものの、その翌日から母が頼んで点滴をさせてしまいました。しかも今度は、程なくして中心静脈への栄養の点滴を始めてしまいました。
父は一年前は点滴のことを「こんなに辛いことはない。二度としたくない」と言っていたのに、認知症も酷くなり、すっかり母の言うなりになってしまいました。
私が点滴に反対すると父は癇癪を起こし、「もう口出しをしないでくれ」とまで言う始末です。母は私の意見にはまるで聞く耳持たずです。
両親とは、私の理想とする終末期の向き合い方は真逆です。
たんぽぽ先生が最期まで人間の尊厳を大切にされ、患者さんの命と真摯に向き合われるお姿をお聞きして、私自身はとても魂が救われる思いです。父にそのようにやってあげることは叶わないのがとてもとても悔しいです。
これからもたんぽぽ先生のYouTubeを楽しみにしています。
点滴が悪いわけではないんです。点滴をしてよい状態で長く生きられるのであれば、もちろんしたらいいと思います。
父、母、自分の意見が違うときにどうするかですが、一番は本人の気持ちです。お父様が今、認知症もなく元気でお話ができるのであれば、何と言うだろうかと考えることが一番大切だと思うのです。
お母様の点滴をしてほしいという気持ちもわかります。点滴をしないことが目的ではないので、できるだけ多くの方に納得してもらえるような意思決定支援をする必要があると思うのです。
それでも意見がまとまらない場合は、他の人を巻き込むのもよいでしょう。親戚や友人などを巻き込んで、話し合っていくことが大事なのではないかと思います。
K様
永井先生の話をきくなかで、在宅医療に興味をもち、転職しました。まだまだ在宅医療に携わっている期間は短いですが、より良い医療の提供ができるように頑張りたいと思います!
ありがとうございます。転職のきっかけになることも大変嬉しく思っています。
Y様
いつも動画を拝見し、ご出版されている著書を読ませていただいたり、院内での全国在宅医療テストを導入させていただいております。いつもありがとうございます。
当院は心臓をメインにした在宅診療のクリニックなのですが、その影響か癌末期の患者さんや神経難病や小児の紹介はあまりなく、疼痛コントロールやACPの確認において遅れてしまうことが多々あります。
先生の著書の中で、特に、「家で看取ると云うこと」という著書は感銘を受けました。こちらの著書がもっと世の中に広まればいいなと強く思います。
もし可能であればですが、麻薬の使用について薬剤の選択、どの程度の投与から始めるか、投与開始後の評価としての訪問頻度、他事業所への依頼内容など、ご教授いただけるような動画を作成くださるととてもありがたく思います。
これからも先生のご活躍を応援し、密かではありますが先生の活動なさっていることを広めて行きたいと思っております。
ありがとうございます。ご希望の動画について考えてアップしてみたいと思います。
I様
在宅で主人の看取りが出来て安らかに旅立つことが出来ました。永井先生には安心してお任せしました。ありがとうございました。今回の主人の看取りを機に訪問看護に復帰して、より良く在宅での生活の支えになりたいと思っています。YouTubeも拝見させていただき勉強しております。
落ち着いてご主人の看護をされ、立派に看取られました。また、ご主人も奥さんが介護してくれたことに安心されていると思います。訪問看護に復帰されるといううれしい報告もいただき、応援していきたいと思っています。今後も連携してやっていくことがあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。今回残念ながら当選しなかった皆様も、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。