見学・研修の感想

ゆうの森で学んだこと・感じたこと

2023年

日時 2023年4月5日(水)~6日(木) NEW

奈良県立医科大学 森克斗 様 安納悠馬 様

奈良県立医科大学の森克斗様と安納悠馬様がご見学に来訪されました。
公衆衛生をご研究される中で、在宅医療に興味を持ちはじめ、YouTubeで在宅医療についてわかりやすく解説している永井先生のチャンネルに辿り着いたそうです。そして在宅医療や多職種連携についてより深く理解したいという思いから今回のご見学へと繋がりました。



見学後の感想(一部抜粋)

◆今回の見学で、授業では普段あまり学ばない多くのことを学ばせていただきました。
今まで見学させていただいた在宅クリニックでは朝のカンファレンスを多職種での合同で行っているところはなく、新鮮で感激しました。
朝の多職種によるカンファレンスが行われているからなのか、スタッフみんなが、実際に患者さんに一番良い医療を提供することを最優先に考えていて、またお互いの職種への理解と配慮ができていて、雰囲気の良い職場だと思いました。
◆有床病棟を持つことで、受け入れる患者数を増やし、法人全体の経営をうまくしていることが理解できました。沢山の職種の人を雇用し、経営していくスタイルが他の医療機関でも再現可能なのかということをもう少し研究したいと思いました。
◆公衆衛生学を勉強する中で、多死社会がすぐに訪れる為、国政として訪問診療が大きく注目されていることを知り、たんぽぽクリニックを知るに至りましたが、今後とも発展が期待される訪問診療の現場を見学させていただき感謝しています。
◆今回の見学では在宅医療や看取りについて多くを学ばせていただきました。
見学を通して感じた たんぽぽクリニックの最大の特長は、多職種での連携がしっかりと図られていることだと思いました。東日本大震災の支援を行った際に、リハビリやマッサージなどが喜ばれた経験なども、多職種で訪問診療を行うきっかけになったことを知りました。多職種が連携をすることで、様々な課題に多面的に関わることができ、患者・家族の安心を目指すことができます。
◆季節に合わせた催しや、多種にわたる勉強会などの様々なイベントの開催も行っておられ、「究極は街づくり」を目指されているのが素晴らしいと思いました。

日時 2023年3月24日(金) NEW

徳島大学医学部医学科 下野貴裕 様

徳島大学医学部医学科の下野貴裕様がご見学に来訪されました。以前当院をご見学いただいた方からのご紹介もあり、「是非とも在宅医療の現場を知りたい」との熱い想いをもって、医師だけではなく多職種と交流をされました。



見学後の感想(一部抜粋)

◆朝の全体ミーティングで最初に感じたのは、皆さんが1つにまとまっておられるということです。ミーティングは医師だけでなく、看護師から管理栄養士、事務の方々を含めたすべての職員さんで行っておられました。全ての職種で方針を固め、統一し、皆さんで1つの所に向かっておられるように感じられました。
ミーティングルームにはパーテーションなどの区切りや壁が少なく、職種間での意思疎通がしやすいように施設内にも工夫がなされていました。
◆永井先生と診療の同行もさせていただきました。
永井先生の診察を見てまず感じたのが「ご近所さん同士のようであること」ということです。永井先生は淡々と診察のみをされるのではなく、患者さんの会話をしながら診察をされていて、患者さんと心が打ち解けておられるように感じました。
患者さんは永井先生に心を開いておられ、薬を飲むことを疎かにしてしまっていることや、飲んではいけないと言われていた栄養剤を飲んでしまっていることまで正直に何でも話しておられました。
◆永井先生との意見交換の時間も設けていただきました。
その中で、たんぽぽクリニックがどのような医療提供を目指しているのか、医師をはじめとする医療従事者がどうあるべきかについて教えていただきました。医療を施すことに満足するのではなく、患者さんが本当に望んでおられるのは何かを患者さんの立場になって考え、最期まで納得のいくサポートをすべきだと思えるようになりました。
◆今回の見学で、これまであまり深く考えていなかった医療の在り方や死について考えさせていただきました。このような素晴らしい見学の機会をいただき本当にありがとうございました。

日時 2023年3月13日(月)~3月15日(水)

コールメディカルクリニック福岡 冨岡慎一 先生

福岡県宗像市にある「コールメディカルクリニック福岡」から冨岡慎一先生がご見学に来訪されました。在宅医としてご多忙な中、在宅医療専門医に関する他施設交流研修の機会にあわせてご見学いただきました。積極的に様々なことを吸収されるお姿に、熱い想いを感じました。



見学後の感想(一部抜粋)

◆3日間診療同行をさせて頂きましたが、どの先生方も揃ってとても話しやすく穏やかで、ホスピタリティ豊かな先生方で、患者さんもきっと先生方の雰囲気に安心されるだろうという印象を受けました。看護師さん達も随所に人の良さが滲み出ていて、患者さんも来てもらうだけでも嬉しく感じると思いましたし、実際温かく迎えて頂きました。
◆患者さんにとって最後まで残る「楽しみ」が食べることであるのはよく実感しているので、その分野に力を入れて具体的な品の開発を続けているのはとても素晴らしいと思いました。
◆診療サポートの面では、なんでも相談室の存在が大きいと思いました。地域連携業務を担う看護師やMSWはどこの診療所にもいますが、ゆうの森は人数的にも業務内容的にも相談室の役割がキーになっていて、イベント企画や広報的な仕事までこなしているのがユニークだと思います。
◆オンラインツールは日進月歩だと思いますが、キントーン内でのアプリ開発も含めて業務連携がスムーズに進むシステムを作り出す能力を法人が備えていることにこれからの組織のビジョンを見た気がします。
◆永井先生も時間を十分にとってくださって、法人の理念から最近の取り組み、独立した後の先生方のことなどなど、和やかな雰囲気の中で、他では聞けないたくさんのお話を頂きました。
◆そして、私にとってとても有難かったのは業務サポート室の「おもてなし」です。常に気にかけてくれて、有意義なお話から雑談、雑学まで、色々とお話を聞かせてくださったり、院内を案内してくださったり、夕食のことまで気にかけてくださったり、とても心強く、温かく感じていました。さらに、どのような来客にも同じようなおもてなしをされていると聞いて驚きました。
◆皆さんが貴重な業務時間内の多くの時間を割いて接してくれるのが想像以上で、とても驚きました。一体どうやったらこんなグループになるのだろうというのが率直な感想です。これまでの人生で見学した法人の中でも最優良と言ってもおかしくないと思っています。

日時 2023年2月20日(月)

医療法人あんず会 杏クリニックの皆さま

平成28年に埼玉県狭山市に開院した、訪問診療を中心としたクリニック「医療法人あんず会 杏クリニック」から院長の鬼澤信之先生をはじめ4名様がご見学に来訪されました。
「住みなれた我が家で自分らしく快適な療養生活を」との想いが感じられ、お互いに良い刺激となりました。



見学後の感想(一部抜粋)

◆職員の方々にもクレドに掲げられた理念が浸透しており、とても親切にご案内いただきました。医師だけではなく同じ方向を向いた多職種が診療を支え、患者さんの安心につながっていることを感じました。
◆理念の共有、考えの共有を当院の課題としていますが、朝礼での議論がそこにつながっているとのことで、当院でも活かしていけたらと考えております。
◆時間に追われる日々の中で、多職種で話し合い、1人1人の患者様の「今後はどのようにしたらより良いのか」を話し合う朝の全体ミーティングの充実した時間は、とても重要であると感じました。
◆たんぽぽのおうちも見学させていただき、入院と在宅のつながりを知ることができました。患者様にとって、とても心地よい空間だろうと思いました。食事のことについても、ムース食の様々な工夫に感動しました。
◆患者様のご家族は、死が近いづいてくると「何かしてあげないと」「点滴もせずに看るだけなんてできない」などの声はよく上がってきます。その気持ちに寄り添うのが優しさだと思っていましたが、患者様ご本人のお気持ちを考えるのであれば、何もしないことも悪いことではないのだと、とても勉強になりました。

日時 2023年2月17日(金)

医療法人社団 更新会 丸亀林病院の皆さま

香川県丸亀市の旧市街地にある開院60年余りの歴史ある病院から、林事務長様をはじめ4名様がご見学に来訪されました。「地域に在ってよかったと思われる組織、職員が勤めてよかったと思える組織を残したい」との熱い想いを感じました。私たちの取り組みが、さらなる発展の一助になると幸いに思います。



見学後の感想(一部抜粋)

◆永井先生を中心に「患者さんの望む」と「医療を最小限に」の境目を意識し共有されているのだと思いました。当院の大きな課題と感じ、理念・システム・人材を構築したいと思います。
◆「多職種チームの連携・結集が原動力で、どの職種もプロ意識をもって役割を遂行する」これが患者さん・ご家族の人生を支える医療提供の質を上げる相乗効果を生むのだと感じました。
◆朝の全体ミーティングを通して、多職種での情報共有、方針の統一を確認しあえることの重要さに共感しました。
◆患者宅での診療の中で違う医師が訪問していた時の情報も把握できており、患者さんがどんな生活を送っていて、どうしたいのかなど、患者さんに寄り添った治療が行えていることがよくわかりました。疾患に対する治療だけではなく患者さんの生活がより良くなるように考えているのだなと強く感じました。

日時 2023年2月8日(水)

東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所 医師 北川隆太様

4月からご実家の診療所(群馬県桐生市)にて在宅医療に携わる予定との事で、ご見学に来訪されました。診療同行や意見交換を通じ、たいへん熱心にご質問いただき、北川先生の優しく謙虚なお人柄に、私たちも学ばせていただいた気持ちです。



見学後の感想(一部抜粋)

◆私が今まで学びたかったことを、沢山学ばせて頂けました。
運営面に関しまして。毎朝の全体ミーティングの濃密さ、段取りのスムーズさ、ICTの活用方法に感動しました。複数医師体制の中で、医療の質を担保するための努力・情報共有をするための努力が必要なことを、改めて感じました。
◆私達が普段行っている診療内容・雰囲気と矢野先生の診療が同じであり、「あぁ、やっぱりこれで良かったんだ!」と、自分の診療スタイルに自信を持つことが出来ました。他の診療所の先生が同じように頑張られている姿を見させて頂くと、こんなにも力が湧いてくるのか、と驚きました。
◆ファーストコールを看護師がされている制度も素晴らしく、医師の負担を軽減しつつ、看護師の負担も軽減(往診希望であれば、基本往診で医師へ伝えるルール)されている点や、看護師も学んで成長する部分など、大変参考になりました。
◆新規の患者に対してソーシャルワーカーと看護師がタッグを組んで福祉・医療両面から対応できること、専属でスタッフを配置されていること、インテークの情報量の多さ、キントーンでの速やかな情報共有や統計、データを見てのマーケティングの判断、各種判断の自立(それによるやりがい)など、本当に多くの学びを得ました。
◆普段自分が行っている診療の意味、何をすべきなのか、改めて原点に立ち返ることが出来ました。と同時に、それを発信するために沢山の写真や動画を残されている努力、それを自分もしなければいけないことを感じました。発信しなければ、知って頂くことが出来ないことを強く意識出来ました。
◆永井先生のお姿を見て、桐生市でやっていく覚悟が改めて固まりました。うまくいくかは分かりませんが、精一杯やってみようと思います。

2022年

日時 2022年11月29日(火)~11月30日(水)

医療法人ナカノ会 ナカノ在宅医療クリニック の皆様

見学のご様子

1999年に鹿児島県鹿児島市で開業され、たんぽぽクリニックと同様に地域の在宅医療のパイオニアとして尽力されてきたナカノ在宅医療クリニックの中野一司先生はじめ4名様がご来訪され、在宅療養支援のための病床「たんぽぽのおうち」を見学されました。

数年後に、有床診療所として病床の開設を検討されており、建物・設備の構造をはじめ、運営・業務・食支援に至るまでたいへん熱心にご質問いただきました。

新型コロナ感染拡大による延期を経て実現した今回のご見学でしたが、将来の病床開設のご参考になりましたでしょうか。たんぽぽクリニックとほぼ同じ年数、在宅医療に取り組んでこられたナカノ在宅医療クリニックのさらなるご発展の一助となりましたら幸いです。

2019年

日時 2019年1月15日(火)~1月16日(水)

特定医療法人長生会 大井田病院の皆様

見学後の感想

卒後、主に急性期病院で勤務してきましたが、「患者に最期まで寄り添う医療」として在宅医を志しておりました。自らの診療の幅、スキルが広がれば、在宅でのQOL向上の来院(病院受診)の手間を省かせてあげることができるのではないかと、ここ1年は在宅で役立てられそうな手技のトレーニングを行ってきました。
検査に関しても、在宅で行える範囲が広がれば、客観的所見を交えながら体調管理ができる…と考えておりましたが、永井先生から"doingではなくbeing""患者本位の医療を"とお話しを受け、自分の考えは在宅医療の本質からズレたベクトルを持っていたのではないかと衝撃を受けました。
食べられなくなった時の選択肢提示や終末期における点滴等、頭ではわかっていても、それを噛み砕いて、本人や家族に十分伝わるような言い回しができていただろうか?医学で線引きをして楽しみを取り上げていなかっただろうか?と、今までの自分の姿勢を思い起こし、多々反省しました。
患者本位の医療は、多くの病院が理念として掲げる文言かと思いますが、ここまで徹底して職員一丸となって実践している場は希有ではないでしょうか。皆が本気だからこその衝突もあるのかもしれませんが、自分たちがクレドに沿って、患者のためを思って仕事をしているという自負や誇りのようなものを感じさせて頂きました。

2018年

日時 2018年12月19日(水)

広島市議会議員・山路英男先生、太田川病院の皆様

見学後の感想

◆「やりたい人にやってほしい」、この言葉の意味が良くわかりました。永井先生の熱い思いをそのまま受け止めて、本当に在宅医療をやりたいと思って集まってこられたのだと感じました。それは、「在宅医療の質=理念(熱い思い)・システム(ノウハウ)・人財(制度の知識)に通じていると実感します。とても暖かくて力強い組織だと思いました。
◆患者さんの意思を優先するために、複数のDrを編成し、長続きできる仕組みを考えることは患者・家族も途中で投げ出されない強い安心感であると思います。Drからこの考え方になればチーム全体のモチベーションアップに繋がると感じました。

日時 2018年12月10日(月)

豊田地域医療センターの皆様

見学後の感想

◆医師を始め、全職種が朝のミーティングに参加しており、この時間をとても大切に捉えていることが体感できた。
◆高いホスピタリティーを感じました。一番驚いたのは、マニュアルが存在せず、苦節18年、色々ぶつかり合いながら現在の状態を作ったという点でしたが、そこで重要なのはクレドをしっかり作り込むことがいかに大切なことなのか痛感しました。
◆願い叶え隊やエンタメ科も、準備はほぼサービスでやっていることが多いようでしたが、そこを誰も嫌がらず、患者様のためにと目標達成まで、みんなの気持ちがブレずにまっすぐなのが素敵でした。

日時 2018年10月15日(月)

いちき串木野市医師会の皆様

見学後の感想

◆クリニックに入った瞬間に笑顔で出迎えて頂きました。かなり緊張していましたので、その笑顔と言葉にまず気持ちが和らぎました。 クレドをスタッフ全員で唱和し、理念やベクトルを共有すること、皆で目指す方向を同じにすることをしっかり実践されているのだと実感しました。
◆研修を聞きながら、こんなにポロポロ泣いたのは初めてのことです。ホームページ等で拝見していた言葉や話の一つ一つが、永井先生自身のリアルな声、言葉で伝わった時、自然と涙が溢れてきていました。
◆スタッフ全員、やらされて行動しているのではなく全てのことを共有し、自ら、しかも楽しみながら仕事をされている姿に素晴らしさを感じました。

日時 2018年7月24日(火)

医療法人前田会 前田病院の皆様

見学後の感想

◆"食"といえば、私達が普段あたり前のように行っていることですが、そのあたり前のことができない辛さを日々患者様は感じていることを改めて実感しました。 職種の枠にとらわれず、患者様のために何ができるのかという気持ちを常にもって行動ができればと考えています。
◆職員の皆様の挨拶、接遇は大変心地よく、素晴らしいものでした。私たちも見習い、当院でも周知・徹底できるよう取り組むべきだと思いました。
◆朝の多職種間でのカンファレンスで、職種を越えた意見交換がなされていた事にも驚きました。内部の人間関係ではなく、患者さんを中心とした形が見えました。

日時 2018年6月18日(月)

医療法人 心の郷 穂波の郷クリニックの皆様

見学後の感想

訪問診療同行では、医師が看護師さんと共に情報共有し、病状のゆくえや薬の効果、処方についても素早く連携し、町の活動も把握し、ご家族の不安にも耳を傾けていらっしゃいました。
人生や暮らし全体もよくご存じで、すっかりご親戚のような信頼関係と、先生の温かさを感じました。地域に根差した医療を強く感じました。 また、専務理事の木原さんには、これまでの組織作りや困難事例の対応策、情報共有を通じてスタッフがスムーズに活動できるようにする沢山の工夫を伺いました。
在宅医療とケアする人を支える仕組みである「1つの命を看取ることを支えていく専門職のチーム力」があり、日々前向きに取り組み、「縁の下の力持ち」のMSWや事務の存在も大きいと思いました。

日時 2018年6月13日(水)

医療法人 仁和会 カナザキ歯科の皆様

見学後の感想

朝の全体ミーティングでは多職種のチームで俵津診療所とWeb会議を行い、患者様の情報の共有や方針の統一を行っているのを目の当たりにし、いきなり驚かされることばかりでした。 訪問診療同行では、どこのお家に行かせていただいても、義歯が合わないなど歯科治療介入の必要性を感じました。また、交流して診療に同行させていただくことで、それぞれの職種の気付きが増え、医療の質が向上し、サポートしやすい環境が整えられると感じ、これから多職種での交流を増やしていきたいなと思いました。 そして、患者の立場に立った医療が重要だということに感銘を受けました。
私自身も以前は義歯の作製を行ったあと、実際にその義歯が使われて食事ができているのか確認ができず、こちらの義務としての医療で終わることもよくあったように思います。 義歯が全く使われていないという現実を目の当たりにすることも多くありました。 これからはBeingでの医療を心がけて行うようにしようと実感させていただきました。 永井理事長はじめ、スタッフの皆様、患者様、本当にありがとうございました。

日時 2018年5月30日(水)

医療法人前田会 前田病院の皆様

見学後の感想

本当に貴重な体験をさせて頂き、「医療者の前に一人の人間」、「ダメではなく、いいですよと答えれる」、「幸せになるためにの詩」、たくさんの言葉が胸にささりました。
また、ゆうの森の職員の方々の笑顔や仕事に対する思いをきき、私自身も誇りに思える仕事をしていきたいと思いました。

日時 2018年4月

東京大学医学部付属病院 M様

研修日程を終えて

なぜ医師になろうと思ったのですか?

両親が歯科医で、患者さんから感謝されている姿をよく目にしていました。 患者さんがいるそういった生活が間近に感じられるような環境で育ったため、自然と患者さんと関わるような職業を目指していました。

なぜ研修に「在宅医療」を選択しましたか?

今現在、大学病院に在籍していますが、大学での医療から在宅医療またはその逆という形で医療の継続をしていく患者様を多く目にします。 しかし、実際退院された患者様がどのような医療を受けているのかを知る機会はなく、興味を持っていたため。

研修中に学びたいこと、やってみたいこと(目標)を教えてください

在宅医療ではどこからどこまでの医療を提供しているのかを知りたいです。 また、患者さんやそのご家族とどういった会話をされているのか、意識すべきことや方法論などがあれば、学びたいと思っています。

日時 2018年3月9日(金)

医療法人社団 焔 やまと診療所の皆様

見学後の感想

◆成功の反対は失敗ではなく諦めること。成功も失敗も理想を目指した結果なのだからという言葉があるが、それを体現している姿を見た訪問だった。
◆「やり続けている」強さが、たんぽぽにはあるのだと思った。 違和感を感じたり、失敗をしたら、そこから立ち上がり改善策を考える。 目的を達成するためにやり続ける強さを学んだ。 日々の業務に追われた時、迷った時に、視線を上げる仕組みがあるのだと思った。
◆クレドの表紙にある「こころのめざすところへ」という言葉の通り、一人の人間として、まさにこの仕事に誇りをもって仕事に向き合うためには、「なぜここで仕事をしているのか」が、自分自身の「こころのめざすところ」とつながっていることを感じることが大切だと感じました。

日時 2018年1月17日(水)

医療法人 純伸会 矢ケ部医院の皆様

見学後の感想

◆kintoneを利用しての朝礼は、その場で伝えたい事だけを簡略的に説明して、詳細についてはkintoneを実際に見て確認できるので、情報の一元管理という面では素晴らしいなと感じました。情報を全員で共有することができ、情報の偏りを無くすことができるので、ICTを使った医療活動はより良い医療を築く上で大事なことなのだと思いました。
◆いつでもどこでも情報が閲覧できる情報共有システムの便利性、またデータを数値化することで全職員が現状況を把握することによりモチベーションに繋げることができる。また、感覚ではなく数値として管理をし、大きな意思決定の方向性の情報として使用することができるのもICTの活用が大きな役割を担っていると感じました。