お問合せ電話番号 (089) 911-6333
50才代胃癌末期の女性の訪問診療の依頼がきました。お腹に水も溜まり、食事量も低下し、通院も困難であることから、在宅医療での緩和ケアの依頼でした。準備を進めるなかで、最終的には抗癌剤治療を継続することになり、まだ緩和ケア導入の時期ではないと病院主治医が判断し、導入は見送りとなりました。 国は、「がん対策推進基本計画」において、「緩和ケア」はがん患者とその家族が可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などを援助するものであり、癌の治療終了後に始まるのではなく、「がん」と診断された時から始まるものであると定義しています。
第22回 できることとすべきことは違う
第21回 イノベーションとしての在宅医療
第20回 「治す医療」から「支える医療」への変革
第19回 食支援は究極の多職種連携
第18回 理念の浸透
第17回 家族が後悔しない方法を考えぬく『看取りのプロデュース』とは?
第16回 患者さんと一度で信頼関係を築く方法
第15回 ウクレレの魔法
第14回 誰のための医療なのか?
第13回 自分の無力さを自覚することから多職種連携がはじまる
第12回 誘拐犯の名前は・・・
第11回 余命1週間からの復活 ~たんぽぽ寿司~
第10回 地域に根ざす
第9回 恩返しの俵津プロジェクト
第8回 桜とみかんの野副峠 ~へき地診療所への道~
第7回 私の在宅医療の原点
第6回 ポジティヴヘルス ~「健康」とは何か?~
第5回 なぜ意思決定支援が重要になってきたのか
第4回 続編 たんぽぽ先生の在宅医療エッセイ ~本人の最善に向き合う!~
第3回 多職種連携に必要なこと
第2回 患者さんの希望を叶える多職種チームになるために
第1回 なぜ多職種連携は必要か? ~連携は「自らの無力さ」の自覚からはじまる~
おうちでの看取り
在宅医療の質を高める NEW
在宅クリニック運営のノウハウ