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在宅医療の特殊性に対応するために 複数名の医師がいる在宅クリニックの医師なら、当番や往診対応で、一度も訪問したことがない、担当外の患者を診なければならないケースもあるはずです。医療的なことなら、システムで情報の共有や方針の統一を図って対応できますが、患者宅への経路や駐車場、患者の居室など、訪問に必要な情報や家族関係の情報となるとどうでしょうか? 電子カルテに記載されていたとしても、それだけで十分に対応できるものでもなく、医師一人での訪問では不安になるものです。 さらに言えば、在宅医療では、このような医療以外の情報不足が引き金になって「こんなことも知らない医師が、ちゃんと診れるのか?」という医師不信につながることがあります。在宅医療には「患者がホームグランド、医療従事者はアウェイ」という特殊性があり、患者の家庭の事情や生活環境に応じて細かな配慮をしなければ、不信感やクレームにつながるという厳しい一面もあるのです。医師間で患者の医療情報を共有しているにもかかわらず、医療以外の情報不足のために「うちのことを知らない医者が来た」といったトラブルに発展するのは、大変残念なことです。複数医師体制の維持や医師の定着を図るためにも、このようなストレスやトラブルを未然に防ぐ必要があります。
第41回 在宅医療で大切なこと
第40回 看取りの質を高める8つの大切なこと
第39回 理事長永井から見学者の方に伝えたい10ヶ条 PART3
第38回 理事長永井から見学者の方に伝えたい10ヶ条 PART2
第37回 理事長永井から見学者の方に伝えたい10ヶ条 PART1
第36回 医師偏在の解決方法
第35回 在宅医療のグローバル化
第34回 経験は未来へとつながっていくから、今を大切に生きよう
第33回 摂食嚥下栄養チーム『ドルチェ』の取り組み
第32回 管理栄養士が在宅患者と家族にもたらす喜び
第31回 「食べられる可能性」を見極める チャートを作りました!
第30回 「生きがい」づくりのお手伝い
第29回 「生きる」を支える訪問リハビリテーション
第28回 食べることは、生きること
第27回 なぜ多職種で連携してミーティングを行うのか?
第26回 奇跡の人
第25回 新しい医療のかたち
第24回 在宅医療の質=理念(熱い思い)×システム(ノウハウ)×人財(制度の知識)
第23回 緩和ケアと在宅医療の導入時期は?
第22回 できることとすべきことは違う
第21回 イノベーションとしての在宅医療
第20回 「治す医療」から「支える医療」への変革
第19回 食支援は究極の多職種連携
第18回 理念の浸透
第17回 家族が後悔しない方法を考えぬく『看取りのプロデュース』とは?
第16回 患者さんと一度で信頼関係を築く方法
第15回 ウクレレの魔法
第14回 誰のための医療なのか?
第13回 自分の無力さを自覚することから多職種連携がはじまる
第12回 誘拐犯の名前は・・・
第11回 余命1週間からの復活 ~たんぽぽ寿司~
第10回 地域に根ざす
第9回 恩返しの俵津プロジェクト
第8回 桜とみかんの野副峠 ~へき地診療所への道~
第7回 私の在宅医療の原点
第6回 ポジティヴヘルス ~「健康」とは何か?~
第5回 なぜ意思決定支援が重要になってきたのか
第4回 続編 たんぽぽ先生の在宅医療エッセイ ~本人の最善に向き合う!~
第3回 多職種連携に必要なこと
第2回 患者さんの希望を叶える多職種チームになるために
第1回 なぜ多職種連携は必要か? ~連携は「自らの無力さ」の自覚からはじまる~
おうちでの看取り
在宅医療の質を高める
在宅クリニック運営のノウハウ NEW
在宅医療の制度の知識
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